なぜ国語専門塾なのか？

「この授業で、自分はいったい何を身につけたのだろう」

学校で国語の授業を受けたあとに、こう思ったことはありませんか？

他の教科であればそれぞれの単元の知識や問題の解き方を習うのですが、国語に関してはこれといった手ごたえのないまま授業を受けているたのではないでしょうか？では、多くの塾ではどのような授業が行われているかというと、やはり学校の教科書内容を踏襲するテキストを使って問題を解き、解説を聞く。似たようなやり方で2度授業を受けているようなものなのです。

現状、学校や集団授業を基本とする塾においての国語の授業は教科書の本文を読み、登場人物の心情や筆者の主張を先生が前で説明するだけであり、そしてそれが入試問題に出題されることもありません。また、定期テスト対策としてのワークやプリントもただ答えを写して暗記するだけになっている生徒さんも多いのではないでしょうか？これで国語の成績や模試・入試での点数が伸びるはずがないのです。私はすべての学習の基本は「国語力」にあると確信しています。

「英語や数学を学習する時でさえも、人はほぼすべて国語で考えている」

算数や数学なら「体積の求め方を覚えた」「方程式の計算方法が わかった」英語なら「過去形がわかった」「不定詞の区別ができるようになった」というように、何を勉強し、何を学んだかがはっきりしています。しかし国語の授業はそうなってはいない。解き方、納得のいく理解が得られない。しかし英語で和訳や英作文をする時、数学で文章題を解くときにも、国語力の差が歴然と出る場合があるのです。国語が苦手な生徒は、たとえば英語であれば、国語と異なる英語の語順から正しい和訳、英訳を導き出すこと。また数学であれば、計算式自体は機械的に解き慣れているにもかかわらず、それを出題文が問う主旨と結びつけて、自分で導き出すことが出来ないといったことが起こるのです。

「国語力はすべての学習に通じる」

国語の成績は、全ての科目に影響を及ぼします。なぜなら、国語とは全ての勉強の基礎になる論理的思考力を養う科目だからです。国語力の向上は受験勉強において最も重要な課題です。教科書、参考書をはじめとする、すべての教材が国語で書かれているのですから当然ですね。国語力が上がれば、英語・数学・社会・理科、その他全ての教科の土台となります。ですから小・中・高校生のときに基礎から訓練し、国語力を身につけておけば自然と自学自習力がついてきます。そしてその自習力は、大学生・社会人となるにつれて、さらに重要な財産となるでしょう。なぜならば、その頃になると、もう誰かに手取り足取り教えてもらえることが困難になるからです。したがって、自力で勉強し問題を解決する力、つまり国語力は、社会で活躍するためにとても大切な能力になるはずです。当塾が目指しているのは小・中学生のときに基礎から訓練して国語力を身に付け、高校生になったら参考書を読みながら、時々アドバイスや質問を受ける程度でどんどん勉強を進められるようになることです。そうすれば難関校合格も現実になるでしょう。

「福島には国語専門の指導塾はほとんど存在しない」

福島県内で国語専門で指導を行う塾、あるいは国語指導で定評がある塾をご存じでしょうか？そういった塾は全国的に見ても非常に少ないのが実情です。それでいて勉強の仕方が最もわからない教科も国語なのです。なんとなく印象に残ったキーワードやフレーズを抜き出して書いて間違えている。そういった現状を打破するために個別、若しくは少人数制個別での授業を提案するのが当塾なのです。